25人のメンバーを決めて2週間、チームは実践練習中心に取り組んでいるが、4、5人の選手以外はどうも行動が甘く、控え選手に至っては、人の後ろを着いて行くだけ、言われたら少しやるが、持続性がない、またすぐ忘れる…。
バットを引けない、グローブを渡せない、試合中に道具を無造作に土の上に置く、ブルペンキャッチャーの役割を果たせない、ベースを踏み忘れても気付かない等々、当たり前の事が出来ないこれでは試合でトータル的に良い結果を出せる訳はなく、非常に残念です。
よく、声を出せっていう叱責がある。
これには2つの重要な目的があって、1つは自分自身を戒め、自分の精神をピリッと引き締めるという事。
これは静かにしていても本人次第で出来る事だし、むしろ集中力は静の中から生まれる物ではあるが、野球は組織でありチームである。
いろんな影響や効果や将来を考えれば中学生野球はしっかりとしゃべってやる方が良い。
勿論本人のため、チームのためだ。
もう1つは誰かに何かを伝えるという事。
これはものすごく大切な事で、今、何か伝えたい事がある、確認しておきたい事がある、言わなければならない事がある…等々、そんな時にどんな声を出す?
本人がどうしても伝えたいのであれば、魂の入った、迫力のある声で必死になるのは当たり前ではないのか!!!
やってるつもり、言ってるつもりなんて、そんな甘いもんはいらん!!
とかく自己評価の甘い中学生、そして一部で見受けられる猫可愛がりで甘やかす親。
この甘い自己採点が、伸び悩む原因となる。
そのあたりの事が分かってそして出来てるかどうかで選手として大きな差が生まれるし、またそういう選手が何人いるかがチームの浮沈明暗を分ける。
切り離して考えるべき事ではなくお互いの協力が必要だが、家庭での躾教育は親です。
グランドでの野球躾教育は指導者です。
我がチームは野球だけをさせれば良いという組織ではないので、親、地域、指導者の三位一体で子供達の徳育に臨みたいと考えます。
本番まであと2週間。
それぞれの選手がどこまでの自覚を持って出来るか。
今年の関西は突出したチームが無く、だからこそ弱気になったり、気を抜いた方が負ける。
接戦が多くなる。
そして変な先入観を持った方が自滅する。
先週の3連休は奈良ブロック交流戦。
その二日目は奈良西シニアさんと対戦。
またキャプテンと野球小僧にやられた。(笑)
次は何としてもリベンジしたいと思います。
それから先週末土曜日は重鎮森元監督率いる京都シニアさんと対戦。
試合もさることながら、伏見桃山城を真横に据えた絶景球場。
感謝です。
そして日曜日は西田監督率いる高砂シニアさんと初めてさせていただいた。
事前情報通りの素晴らしいチームで、大変参考になりました。
大会前に対戦し経験を積めた事は大きく、選手達も新たな何かを感じてくれたと思います。
龍之介にかなり厳しい事を言った。
わかってくれて、やってくれると思っているからです。
すぐに結果が出なくても良い。
期待してます。
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