330】新チームの動向

今月15日から始まっています春季関西大会出場を決めるブロック予選、何とか2連勝し、次は対吹田シニアさんです。
粘り強いチームなのでその粘りに負けない試合をしなければなりません。
がしかし今は相手を言ってる場合じゃない。
3〜4人、先発メンバーが定まらないのだ。
選手にはそれがどのポジションなのかは分かっているはず。
なのに食い付いて来てくれないんだなぁ…。
選手によって置かれている立場や状況は違うのだから、一心不乱に目の前のチャンスをものにすべく結果を出すしかないのだが。
いや、結果は兎も角も何かを見せて欲しいのだが…。
んー、何とかレギュラー取れそうな選手も試合で気を抜いた守りをするし…いけません。
伸び悩んでいる子は、何というか、真面目だけど弱くて鈍感というか、きっと家では良い息子さんなのだと思いますが。
もうちょっと失敗を恐れず胸張ってやればいいのに。
皆と同じ練習とは別に自分だけのこだわった練習をすればいいのに。
並の練習は並の選手を作り上げ、特別な練習は特別な選手を作り上げるものです。
その特別な練習とは、「特別な気持ち」という事です。
そこに自ら率先してやる意志と創意工夫の精神が宿るのです。
期待してます。

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329】私が思うに

今月11日、プロ野球界の大御所、野村克也さんが御逝去されました。
人によって色んな見方考え方、あるいは好き嫌いはあるでしょうが、私は日本の近代野球の第一人者だと思っています。
晩年は人間教育の見地から野球人を育成する方向が明確でした。
残された記録も偉大で、野球界への功績はこの上なく大きいと思います。
何の接点もないアマチュアの私が言うのもおこがましいですし、場違いなのは重々承知の上ですが、一野球人としての私が思うに、記録にも記憶にも残るプレーヤーであり、最高峰の指導者であり、野球のスペシャリストとして後世ずっと語り継がれるレジェンドだと思います。
人物的な好みは様々で、それは別として、私はバットマンとしての歴史上最高の右打者は落合博満さんだと思っていますが野村克也さんも凄いの一言です。
色んな御意見はあろうかと思いますが…。
ちなみに左打者なら…王さん、張本さん、イチローさんかなと。
タイプが異なるので一概には言えないですが。
走力や守備力を加味するとまた違ってきますし、エンターティナーとしてならこれまた違ってきますよね。
勝手な事を言ってすいません。
書物を読んでも野村さんと落合さんの著書が1番内容が濃いと思います。
あくまで私の私感です。

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328】暖冬を経て

まずまず順調にオープン戦を消化し、最終節には岡山学芸館高校さんの素晴らしい練習環境と専用球場をお借りして夢前ヤングさんと京都丹後さんとの三つ巴戦、そして西部ブロックの強豪、福本監督率いる尼崎西さんとの最終調整を経て先週末から年初の公式戦、ブロック予選が始まり、初戦の対東大阪戦を何とか粘って勝利しました。
チームの進捗状況としては75%。
しかし個々の選手間では、かなりの差がついて来てます。
急成長した選手2名、順調に伸びている選手3名、まあまあ伸びて来ている選手3名、足踏み状態から抜け出せない選手5名以上、等々。
センスが有る無しで片付けるのは簡単だが私はそんな風には思わないし考えない。
夢を抱いて豊中へ入団してくれている全員が高校野球に進む訳だから、何とか育て上げなければ…私はそんな思いで挑んでいます。
そんな中、伸び悩んでいる選手の特徴は、今出来る練習に本気で力を注がない点。
そして私が選手評価で重要視しているいくつかの項目でミスが出た場合、私もそれを指摘するし、すぐに修正に向けて取り組みを開始して欲しいのだが、その姿勢が見えないのだ。
それは特別な事ではなくて誰にでも今からすぐにでも取り組める事なのだが…。
私はその後の好結果など短期的には求めたりしないんです。
すぐにマスター出来ずとも本気になって取り組めば、そして真剣な姿勢があれば必ず良い成長過程に乗るのに、深く考えず直ぐに失敗を忘れてバットばかりを持つ…。
だから同じ失敗を繰り返すのです。
チャンスは何度もあるのだが、そのチャンスを活かせる選手とそうでない選手が居て、やはり考え方や取り組み方に差が有るのかと思えます。
我々指導者の重要な任務は選手達に気付かせる事。
気付いてない選手の行動には意図が無いので成長は鈍化します。
選手諸君は物事に気付き、自らの意思で動けるようになるのが理想ですからそこまで持っていく手腕が指導者にも必要という事になります。
我々指導者は経験則だけで物を言いがちだが、ボランティアだからという言い分は不適切で、従事するからには日々探究心を持って臨まなければならないと私は思います。

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