327】有難きスプリングマッチ

恒例の静岡遠征に行って来ました。
我が豊中シニアの年明けのオープン戦は毎年ここから始まります。
冬季練習の進捗状況や今年を占う上でも重要で有難い2日間4試合のオープン戦。
千葉市シニアさん、札幌新琴似シニアさん、新宿シニアさん、小松加賀シニアさん、いくつも気付く事があり勉強になりました。
誠に有難うございました。 

さて、合宿総評ですが、戦いの前の準備がどれ程大切かを選手達は思い知ったと思います。
そして我々指導者陣も悪いです。
常日頃からしっかりと理解させる事に注力し、未成熟な今は、そばに付いてやらせないといけない。
そして行く行くは戦う前の準備の大切さが心に焼き付き、自らやれるアスリートに育てなければならない。
また、そうならないとアスリートとは言えない。
未熟で不安定な中学生に成りたての彼等は、ちゃんと見てないと必ずと言っていいほど楽な方に走り、怠けます。
その自覚と責任感を2年生段階で植え付け、個々の選手に任せておいても大丈夫のように持っていきたいのだが、この3年間で達成する事さえ容易ではない。
そして厄介なのが、大して汗もかいてない選手の中に「もうこんなもんでいいんじゃないの、終わろう。」と足を引っ張る者が出てくるのだ。
こんな選手が何人もいる年は、まず良いチームにもっていくのに時間がかかってしまうし強くならない。
監督として試合をしている感触が悪く、悪い予感がことごとく的中するのだ。

準備の大切さは私が特にこだわり続けている事。
高校野球に進めばその自覚は備わるだろうが、中学生期に何とか一人でも多くの選手に根付かないものだろうか。
この価値観をチーム全員で共有したいと思っています。
我々指導者は、選手達にそれが出来るようになるまでは、たとえけむたがられようと、とことん付き合わなければいけない。
そうしないと勝利に結び付かないだけでなく、チームに悪影響を及ぼすし、ケガや故障にも繋がる。
私も少し気を抜いていたように思います。 

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