385】予感が現実に…

チーム力が上がらない。
選手一人一人に現実を直視した謙虚な練習姿勢が見受けられない事がずっと懸念材料でしたが、監督として、それを是正出来ないままシーズンが幕を開け、悪い予感が現実の物になってしまいました。
ブロック予選1回戦、門真シニアさんに負けました。
スコアは4対3ですが、私はスコア以上に大差で負けたと思っています。
なんかみんな自分達が強いと勘違いしているのではないか!?
今、戦える、チャレンジ出来る集団ではない。
ハッキリ言って、ものすごく質の悪い内容です。     
私の責任です。

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384】シーズン到来

2月7日までは対外試合禁止、大会も全て中止。
シニアの関西連盟下、各ブロックはようやく公式戦が始まるようです。
豊中シニアが所属しております北大阪ブロックは今週土曜日から予選、我がチームは21日の日曜日が初戦、相手は前回負けを喫した門真シニアさんです。
何とか良い試合をして結果を出したいが、力を付けて来ている相手だし、体も大きくなっている門真さんです。
難しい事は承知の上で、またいつも通りチャレンジしたいと思います。
何としても向かって行く姿勢だけは貫きたいと思う。
ところがその選手達、どうも「ユルイ」。
もともと技量的にハイレベルな子はいない学年だからより一層一丸となって取り組まなければならないのだが、それにしても「緩い!」
上手い下手は問題ではない。
現状を打破しようという気力が感じられない。
言われなくてもやる選手がまずまず良い選手な訳で、もっと良い選手になると我々が想定している以上の事をやってくる。
指導者が何を考えているかを敏感に感じ取り、言われる前に動く。
さかのぼれば清田、森島もそうだったし直近の歴代主将市村も納戸も、土井、岩井、広崎、美野田も、また主将でなくとも十河や谷林、森田がそうであった。
そういう学年はやはり強かった…。
が残念ながら今の所、新チームにはまだそういう選手が見当たらない。
小室に少しだけその兆しが見え隠れするが…。
でも春期全国大会の切符を昨秋勝ち取った?
それは投手と4番の踏ん張りに他ならなず、さも自分達に実力があるが如くの勘違いで練習をしてはならないのだ。
いわゆる驕りです。
これが一番怖い。
秋は新チームとなり、未熟が故にちょっとした準備と投手力で何とかなるものです。
でも夏はそうは行かない。
そこそこのレベルの投手でも失点するケースが多いのだ。
理由は打者を中心とした各選手の成長と関西シニアのストライクゾーンの狭さにあると私は見ている。
春以降各試合でビッグイニングの出現する試合が急増する。
そのビッグイニングが発生する背景だが打線の連打というのは意外に少ないし、連打の場合も投手が苦しまぎれに甘く投げざるを得ない理由と言うのが有るように思う。
厳密に言えばボールなのかもしれないが中学生野球なのだからストライクゾーンは少し甘めでいいのではないか。
今の投球は高校野球ならばボール、しかし中学生野球なのでストライクに。
両チームに公平でしかも試合中にブレずに一貫していれば問題ないはず。
そんな風に大きく野球界の裾野を広げる謙虚で余裕あるジャッジが望ましいと私は思っています。
その四死球とエラーが相まってランナーが貯まり時折ヒットで大量点!
もう殆ど野球にならなくなる。
試合中キャッチャーの真後ろから見るとよーく分かる。
タイガースカップに出ても、全国大会に出てもよーく分かる。
関西シニアが一番狭いと私は感じるし、高い球歴を持った何人もの関係者からもよく聞く話です。
狭いと投手も打者もなかなか育ちにくいと思う。
私の持論だが微妙な場合は守備側に立ったジャッジ、これ一番スムーズに試合が流れます。
ストライク、ボールが一番分かるのは捕手です。
その次が投げた投手、それから中堅手、そのあとが審判ですから球筋が一番見える位置に居るわけではないので、だから球審の判定は難しいとは思いますが…。
ストライク、ボールやアウト、セーフ。ボークやルール解釈に大部分重きを置いている現場指導者側と、それに加えて時間の制約や素振りの場所や投球練習、居場所、道具等の事にまで同等の注意を払っておられる審判の皆様とではどうしてもギャップが生じます。
常日頃から子供達の為に御尽力下さり、公平なジャッジをされる連盟審判の方々に感謝の念を持っている訳で決して他意は有りませんが、シニアの監督に就任して13年、少し広めの方が試合時間も短縮されるしベンチの納得度も高まると思うのですが如何でしょう?。
試合時間や怪我、事故を常に気に留めておられるのはよくわかる。
7回まで無事にやらせてあげたいとの親心からのはず。
ならば一つの案として、心もち広めのストライクゾーン、そして試合前のシートノックをやめて、サイドノックにしたらどうだろう。
試合ごとに20分以上短縮出来るし、試合が引き締まります。
時代と共に色んな改革も必要になってきているように思います。

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383】通常練習にご参加下さい

去年は監督就任以来12年間で練習体験に来て下さった6年生さんが一番少なかったです。
それでも15名のやる気のある選手達が入団して来てくれた事がすごく嬉しい。
コロナが大きく影響してたのは間違いないと思いますが、にもかかわらず沢山の入団選手を迎え入れる事の出来た他チームもあった訳で、豊中シニアとしてはまだまだチームとしても私としても色んな工夫や努力が不足、そして認知度が足りないのだと思いました。
ただし、選手数が多ければ良いというものでもなく指導者数、練習環境等から鑑みて責任の持てる適正な選手数というのが各チームにあるように思います。
一転今年は去年よりも体験者も問い合わせも多く、有難く思うと同時に身の引き締まる思いであります。
選ばれるチームと選ばれないチームの違いとは何なのでしょうか?
6年前、29名の3年生が卒団後、26名の2年生新チームにて、秋のシニア関西大会を優勝し、タイガースカップでは3位、翌春の春季全国大会切符も獲得していた折、頭に浮かんで来た事は「成績も伴い、今回の新入団選手、対応が難しくなるくらい多くなリ過ぎたらどうしよう、我が豊中シニアの受け入れパイとしては25人までが理想的だが…」「監督就任4年目で結果が伴うようになり、その育成指針やノウハウもチーム内に浸透してきた。
そしてこの度7年目にして関西も制した。
監督としても6年以上もの時を費やしてきたのかぁ…」「チームもこれからが安定期」「更なる高みを目指し、より上のレベルで安定を…」等々と考えていました。
ところがその秋季関西大会を優勝してからの新人体験者の数、そして入団選手の数が一向に伸びない。
強く厳しく敷居が高い…等々の噂も耳に入って来る始末。
そんな事ないのにねぇ…。
多くなったらどうしようなどとの心配は完全なるあつかましい読み違いで結局翌新人は15名止まり。
チーム力や成績と新入団数が比例しない現実とジレンマを経験し、そして私の実績の薄っぺらさを痛感しました。
確かに子供の数は減少しているし、今は野球よりサッカー、そして今後は種々スポーツが人気化し、特に競技人口からしてバスケットボールが益々浮上してくるのではないかと思います。
しかしながら今や国技と化している野球、私がこんなにも好きな野球、その燈火を消してなるものかと思います。
私は野球に対して真面目にコツコツとやる事しか出来ません。
選手誘致にしても入団前にド派手なパフォーマンスや大風呂敷を広げ、入団してから話が違うなどと思われるのがものすごくイヤですから、正直、誠実、愛、こそが我がモットー。
試合に出て泣いて笑って経験する、出れなくて悔しい経験をする。
どちらも愛おしいではないですか。
どちらか片方の経験だけでは絶対に不充分、どっちも必要です。
成功体験も要るが失敗体験が無ければ人の痛みはわからないですから。
私の教育論はいずれどこかで記載させて頂くとして、チーム選びに際し、年間トータル費用、無いようで有る御父様の実質負担、御母様の当番の有無と頻度また本当に無いのか有るのか、練習環境ホームグラウンドの有無、平日練習の有る無し、集合手段、スタッフの数と人間性と指導力、指導内容と教育モットー、高校進路相談の誠実さ、本当に芯が確りして心身共に強く優しく逞しい子になる過程でどのチームがベストなのか、もちろん子供がどこでやりたいかという意思も大事、出来るなら後悔の少ない選択をしたいものです。
私共は体験練習日を特別に設けません。
通常練習に午前からか、午後からか、どうぞご参加下さい。
現役選手と一緒に練習してみて下さい。
また、現役御父母と話をしてみて下さい。 
お待ちしております。

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