2月7日までは対外試合禁止、大会も全て中止。
シニアの関西連盟下、各ブロックはようやく公式戦が始まるようです。
豊中シニアが所属しております北大阪ブロックは今週土曜日から予選、我がチームは21日の日曜日が初戦、相手は前回負けを喫した門真シニアさんです。
何とか良い試合をして結果を出したいが、力を付けて来ている相手だし、体も大きくなっている門真さんです。
難しい事は承知の上で、またいつも通りチャレンジしたいと思います。
何としても向かって行く姿勢だけは貫きたいと思う。
ところがその選手達、どうも「ユルイ」。
もともと技量的にハイレベルな子はいない学年だからより一層一丸となって取り組まなければならないのだが、それにしても「緩い!」
上手い下手は問題ではない。
現状を打破しようという気力が感じられない。
言われなくてもやる選手がまずまず良い選手な訳で、もっと良い選手になると我々が想定している以上の事をやってくる。
指導者が何を考えているかを敏感に感じ取り、言われる前に動く。
さかのぼれば清田、森島もそうだったし直近の歴代主将市村も納戸も、土井、岩井、広崎、美野田も、また主将でなくとも十河や谷林、森田がそうであった。
そういう学年はやはり強かった…。
が残念ながら今の所、新チームにはまだそういう選手が見当たらない。
小室に少しだけその兆しが見え隠れするが…。
でも春期全国大会の切符を昨秋勝ち取った?
それは投手と4番の踏ん張りに他ならなず、さも自分達に実力があるが如くの勘違いで練習をしてはならないのだ。
いわゆる驕りです。
これが一番怖い。
秋は新チームとなり、未熟が故にちょっとした準備と投手力で何とかなるものです。
でも夏はそうは行かない。
そこそこのレベルの投手でも失点するケースが多いのだ。
理由は打者を中心とした各選手の成長と関西シニアのストライクゾーンの狭さにあると私は見ている。
春以降各試合でビッグイニングの出現する試合が急増する。
そのビッグイニングが発生する背景だが打線の連打というのは意外に少ないし、連打の場合も投手が苦しまぎれに甘く投げざるを得ない理由と言うのが有るように思う。
厳密に言えばボールなのかもしれないが中学生野球なのだからストライクゾーンは少し甘めでいいのではないか。
今の投球は高校野球ならばボール、しかし中学生野球なのでストライクに。
両チームに公平でしかも試合中にブレずに一貫していれば問題ないはず。
そんな風に大きく野球界の裾野を広げる謙虚で余裕あるジャッジが望ましいと私は思っています。
その四死球とエラーが相まってランナーが貯まり時折ヒットで大量点!
もう殆ど野球にならなくなる。
試合中キャッチャーの真後ろから見るとよーく分かる。
タイガースカップに出ても、全国大会に出てもよーく分かる。
関西シニアが一番狭いと私は感じるし、高い球歴を持った何人もの関係者からもよく聞く話です。
狭いと投手も打者もなかなか育ちにくいと思う。
私の持論だが微妙な場合は守備側に立ったジャッジ、これ一番スムーズに試合が流れます。
ストライク、ボールが一番分かるのは捕手です。
その次が投げた投手、それから中堅手、そのあとが審判ですから球筋が一番見える位置に居るわけではないので、だから球審の判定は難しいとは思いますが…。
ストライク、ボールやアウト、セーフ。ボークやルール解釈に大部分重きを置いている現場指導者側と、それに加えて時間の制約や素振りの場所や投球練習、居場所、道具等の事にまで同等の注意を払っておられる審判の皆様とではどうしてもギャップが生じます。
常日頃から子供達の為に御尽力下さり、公平なジャッジをされる連盟審判の方々に感謝の念を持っている訳で決して他意は有りませんが、シニアの監督に就任して13年、少し広めの方が試合時間も短縮されるしベンチの納得度も高まると思うのですが如何でしょう?。
試合時間や怪我、事故を常に気に留めておられるのはよくわかる。
7回まで無事にやらせてあげたいとの親心からのはず。
ならば一つの案として、心もち広めのストライクゾーン、そして試合前のシートノックをやめて、サイドノックにしたらどうだろう。
試合ごとに20分以上短縮出来るし、試合が引き締まります。
時代と共に色んな改革も必要になってきているように思います。
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