419】あぁ、新チーム。

先日、新チーム2年生メンバー16人に大きな雷を落としました。
理由は、〇ダラダラした動き、〇静かで何もしゃべらない、〇気が付かない、気がきかない、〇ベンチワークの不出来。
この中で、しゃべらないというのは、しゃべれないという事でもあり、野球技量的に劣っている場合なかなか出来ない事かもしれないので少し割り引いて見てやらねばならないかもしれません。
ホントはそれじゃいけないんですが‥。
それにしてもこの新チーム、ちょっとヤバいです。
野球の上手い下手に関係なく、人として出来て当たり前の事が全然出来ない。
そう、野球以前の問題です。
彼等はきっと家庭生活でも同様に、親の話を聞かない、気がきかない、そして自分勝手なのでしょう。
ユニホームを着てグランドに居れば特化する‥、そんな事はありません。
皆家庭内と同じ振る舞いをするものです。
12才までの幼少期の躾と教育は極めて大切な事だとつくづく思います。
家での親に対する言動がグランド内での指導者に対する言動と一致するし、兄弟や学校の友達に対する言動がグランド内のチームメイトに対するものと同一であります。
それを如実に分かっている私は、あくまでも技術向上と野球人育成に主眼を置き、色んな側面から指導養成している訳です。 
以上が9月9日に作成した文章です。

本日9月11日、新チーム最初のブロック予選がありました。
1回戦、対摂津シニアさん。
負けるつもりの采配はしませんが、懸念通り負けました。
スコアは3対1だが内容は完敗です。
ちょっと厳しい言い方ですが、この1年間の育成指導に不足部分も見出しました。
指導部全体で取組み直したいと思います。 

覇気のない、強い意志のない、どうしたいのか、どうなりたいのか、も感じ取れない寂しい1日でした。 
気付かない、感じない、懲りない、というのはやっぱり大問題で、厄介な事です。 

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418】大先輩、前田監督。

私の大学の大先輩、帝京高校、名将前田監督がこの夏をもって勇退されました。
今年72歳になられる御大は、奇しくもあの智弁和歌山を2018年に当時72歳で勇退された高嶋さんと同じ年齢時に。
監督に就任されて丁度50年の節目とおっしゃってました。
甲子園3度の優勝、歴代5位の甲子園通算51勝という大金字塔。
数々の名選手を輩出され、また、名勝負を繰り広げられた闘将がまた一人、自らのご英断で高校野球指導者の第一線から身を引かれました。
寂しい限りですが、名誉監督としてこれからもグランドに足を運ぶとの事ですので、今はただただ長い間お疲れ様でしたとの気持ちで私はいっぱいであります。 

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417】投球数制限

投手の投球数制限が実施されます。
選手の健康と将来を考慮すれば良い事かと思いますが、しかしながら各々チーム事情が有る訳で、ダブルヘッダーや連戦も想定すれば計算出来る投手を5〜6人は作らなければならず、少人数のチームだともうそれは大変な事になると思われます。
より一層のチーム較差が生まれる事と、野球内容が変わって来ると思います。
それでなくてもストライクゾーンも狭くなっている今日この頃。
投手のレベルや選手交代等々、このままではもっと試合時間も長くなる。
それを選手達だけに急げ急げと要求しても矛盾があります。
皆で時間短縮に対して工夫をしていく事によりまだまだ改善の余地は有ると思います。
それと、時間短縮だけを念頭に置くのはどうか? とも思っています。
試合時間が短いから良いとは限らない。
そもそもが球場の使用制限時間や日没等のリスク回避が試合進行を急がせる主たる理由。
であればシートノックをサイドノックに、ボール回しは初回だけ、先頭打者はネキストサークルではなくダートサークルのそばで準備させる(どこかの審判さんが危険だと言っていたが違うと思います、ホームベースから4メートルも離れているのです。)。
審判さんの訓示、諸注意は試合後にして頂き、試合を止めず円滑かつ公正に進める御努力をお願いしたいです。
我々指導者は選手達の攻守交代を機敏にさせ、キビキビ感のある試合に誘導し、審判団の皆様に敬意を持って協力する。
感謝の念を持ちつつ且つ、時代の流れですから対応していかなければなりません。
何が子供達の為になるのか、指導者側の優先順位はほぼ同じだと思う。
と同時に審判団さんがお持ちの優先順位があるはずだが、この2つの優先順位にはギャップがあると私は感じてます。
しかしいずれにしても選手ファーストであり、プレーファーストです。
61歳でカウントダウンが聞こえている私ですが、リトルシニアの組織に身を置いている以上、少しでも貢献したい、良くしたい、次に繋げたいと常に思い、つい余計かもしれない事までも言ってしまいます。
どうぞ悪しからず御了承下さい。

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