75】強い選手、弱い選手

企業が一流大学卒の学生を好んで採用するのには理由があって、勉学の世界での厳しい競争に打ち勝ち、ここ一番の本番に強い学生という位置付けがあるそうです。
また、箱根駅伝の選手、各スポーツの主将、マネージャーも企業からの人気は高い。
実際、以前私が勤務していた会社に東大卒の同期が居て、彼は何にでも興味を持ったし、負けず嫌いだったし、責任感や強い意思があったし、一生懸命地道に仕事をしてました。
当然好結果も出してました。
机上であったり、フィールドであったり、グランドであったりと、戦いの場は異なるが、重要な共通点があります。
学歴など関係なく人としてが大前提ですが、夢を抱き、努力し、創意工夫し、やりきり、結果を出すということでしょう。
その過程はもちろん順風満帆のはずはなく、あらゆる事を乗り越えていかなければならないし、それによって成長し磨きがかかっていくのだと思います。
その間、何度も失敗や成功や挫折を繰り返していることは言うまでもありません。
上に昇る人は逃げないです。
自分に甘くないです。

新三年生も2年前は同じスタートラインに立ち、そして約20ヶ月間、同じほどのチャンスが与えられたはず。
そして現在の差がついた…。
チャンスを生かし、ものにするためにどうすればいいのか、ここ一番でどういう心構えが必要なのか、今度は自分自身で考えてみなさい。
まだ間に合う!
失敗して下を向いて黙ってる選手を真面目な選手とは言いません。
弱い選手と言います。

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