200】200回

2009年の12月より始めました当 「宮本日記」 、この度200回目となりました。
丸7年間の蓄積で、それは、他の実績ある監督の皆さんと比べれば何ら大したものではないけれど、私の監督としての足跡でもあります。
当初は私の思いを豊中シニアチーム内へのメッセージとして選手と御父母の皆さんに伝えたい、そして私の方針をより理解して頂きたくスタートいたしました。
それがやがて学童の皆さんの、豊中シニアを知って頂く為の参考資料に繋がり、豊中シニアを選ぶ上での材料にもなっていったようです。
色んな事がありましたが、とにかく真面目にコツコツと積み重ねれば、賛同者は増えていくと信じ、また、結果もついてくると信じ、歩んで参りました。
今では関西連盟加盟100チームを越える中、豊中シニアの認知度は上位に入るチームとなりました。
ひとえに選手達が頑張ったから、御父母の皆様の御理解と御協力があったから、そして我々チームスタッフがちょっとだけ頑張ったから、のような気がします。

学童、少年野球人口が徐々に減少している昨今、日本の野球界も早急に検討、対策を練らなければならない時期が来ていると思います。
技術的向上と、品格向上と、もっともっとファンや人を大切にする心、言わずもがな、その為の努力と工夫が大切です。
プロ野球って、なんで試合前に整列しないんだろう?
例えば、サッカーみたいに少年少女が憧れのプロ野球選手と手を繋いで入場し、両チーム整列の場にも一緒に並ぶ。
小さな子供達にとって、最高のプレゼントになると思うのですが…。
毎試合続ければ1チームで年間3000人のチビッ子サービスとなり、12球団有るわけだから年間3万人の数を上回る子供達に思い出をプレゼント出来る事になる。
もちろん毎試合でなくてもいい。
有名人の始球式も良いけれど、野球界の将来を担い、支えているのは子供達と御父母の皆様です。
そしてオールドファンの存在も欠かせない。
野球が国技みたいに勘違いしてノホホンとしてるんじゃなく、ボランティア活動や社会貢献も一部の選手だけではなくチームをあげてやる、都心でのファンサービスだけじゃなく、地方にもっと手厚く機会を設ける、そして球団自ら選手の人間教育を充実させる。
ある程度の時代認識も交えながら、繁栄の為の努力が必要。

すいません、年をとったせいか、だいぶと理屈っぽくなってしまいました。
どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。

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