今春、新3年生の1年前と新2年生の今現在、技量レベルの違いもあるが、比較して明らかに違うのは、新2年生は、どこどこが痛いと言ってくるケースがとても多いこと。
真のケガや故障は当然仕方の無いことだが、故障や疲労が蓄積するほどの練習量ではないし、しかも準備アップは特にこだわって入念に行っていてこれは例年通り。
今年に限って故障に繋がるとは思えないのだが…。
我がチームは痛み等があれば直ぐに申し出ることになっていて、決して無茶はさせない。
がしかし翌日の筋肉痛や多少の足腰のダルさは故障ではありません。
それまで何ともなかったのに不甲斐ないプレーの後に不調を訴えて来る選手も多い。
言って来れば無理をさせずすぐに休ます我がチームだが、それが安易な逃げ道になっていないだろうか!?
異常を早目に報告する事は悪い事ではないが、ひとくくりに片付けられる問題ではなく、難しい。
だがしかし、色んな甘さも垣間見られ、高校に行ってからが大いに心配です。
もっと強い選手になってください。
もう何年も前だが、こんな事がありました。
うちの1年生のオープン戦で、ゆるいカーブボールが選手の尻に当たりデッドボール、その選手は尻をさすり笑いながら一塁へ。
とその直後、ベンチにお母様が来て、痛がっている息子を交代させてくれと…。
あの頃くらいからまた一段と時代が変わって来ているのかもしれません。
故障かどうかの判断は難しいが休みの多い選手に良い選手はいません。
こんな話もよく有ると思います。
あの選手は、辞めなかったら、故障が無かったら、もうちょっと頑張ったら、大成してただろうにと、良い選手なのにと。
しかし私はそうは思わない。
不慮の事故は別として、辞めるのも頑張らないのもその選手の宿命なのだと思う。
人間的な良し悪しを言っているのではなく、選手としては良い選手ではない思います。
休む理由や出来ない言い訳を探すのではなく、やれる糸口を見つける。
あしからず。
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