約1ヶ月半ぶりに選手のみんなと会いました。
皆元気そうで何よりでした。
どこのチームもそうでしょうが体が大きくなっていましたね。
そしてこの自粛中にご父兄の方々が練習球のリサイクルに御尽力下さいました。
心より感謝申し上げます。
もっと早く集まって練習したいのは山々だったけれど、究極論としてやはり万が一の怖さというのがあります。
リーダーというのはリスクテイクし、一切の責任を担い、物事を決めていくものなのだと思いますが、命に関わる今回の一大事、私個人で判断するにはあまりにも大きく難題過ぎた為、他チームの監督さんとも意見交換しながら関西連盟北大阪ブロックの自粛要請に添う形を取りました。
プロ野球は2ヶ月半遅れで無観客にて開幕する模様ですね。
であるならば、色々なスポーツのインターハイや高校野球 (高校野球もインターハイと同種だと思いますが) の中止決定は少し早過ぎたのではないのかと私は感じます。
楽には決めてないが楽な方に決めた感が有る…。
世間では野球だけが特別扱いかとの捉えられ方もあるかもしれませんが、実はインターハイの種々スポーツは「高体連」、高校野球はその高体連に属しておらず、「高野連」。
高校野球は甲子園出場校の上位勝ち残りチーム中心に秋の神宮大会と国体は一応あるが、事実上夏で終わりで、他のスポーツと比較しても野球は高校生としての集大成と終焉の時期としては非常に早い。
組織やスケジュール面から見ても他のスポーツとは違う位置付けの発想が必要な部分も多く一種独特。
健康で青春で爽やかという意味では同じ学生スポーツだが自ずと立ち位置が違うのも事実なのである。
ましてや野球やサッカーは比較的広めのフィールドでの競技。
観客問題、移動の問題、宿舎の問題、予選期間の問題、グランドの問題等が大変な事は承知しているが、正直に言わせてもらうと、高野連は、もちろん考えた末での決定であった事は間違いないにしても、もう少し検討を重ね、違う答えは無かったのだろうか?
スポーツをやるのは子供達だがステージを作ってやるのは大人しか出来ないわけで、それが苦渋の決断であったにせよ、茨の道を選択しない何か一番楽な決定を下したように思えてならない。
今の日本、団体競技人口からしてサッカーと野球が中止決定となると、その影響は大きい。(世界で言えばバスケットか?)
こういうスポーツ方面からの解除の拡がりというのは無理だったのかなぁ…。
来年に延期の大資本投入オリンピックの日本開催に向けてコロナを国をあげて収束させる、という思惑も浮かんでくるのだが…。
代替試合等を企画してあげ、国家規模での協力がないといけないと強く思います。
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