やっぱり、このコロナ禍が憎い!!
そしてやはり人は非常時、究極時にその本性が出るし、その折、誤った判断や発言が出現する事がしばしばある。
私は会社勤めをしながら一方で毎週末中学生野球指導をさせて頂いている野球人でもあるが、何かにつけ色々と疑問に思える事案や決定事項が多い。
中学生硬式野球、シニアやボーイズのコロナ理由の相次ぐ大会取り止め、古くは高校野球甲子園決勝戦の佐賀北対広陵の(致し方ないとは思うが)ボール判定だし、習志野対星稜のランナーのサイン盗み伝達疑惑(私の持論は後日公表します)、春の甲子園の不透明な選抜基準、地方予選での忖度を連想させる誤審?、今年で言うなら米子松蔭高の出場するしないの(大人の安易な判断)右往左往、それからこの夏の東北学院の個別感染で選手一人の特定を恐れた甲子園2回戦辞退(選手一人が感染との事だが隠す必要もないし、感染した事が悪では絶対にない!)、何も辞退までしなくても‥。
そして今週、大阪桐蔭対東海大菅生の8回表での雨天中断コールドゲーム。
ゲーム終了時の球審の言葉が美談になっているが「お互い良い試合をしてくれた。また甲子園で対戦出来る様頑張って下さい」って、イヤイヤ、3年生にとってはこれが最後ですって!。
それを3年生のキャプテンにそこで言っても仕方ないではないか。
意味わからん。
8回表の菅生攻撃中に突然悪状況になったのではない、7回裏には既にそうだった。
新聞には審判団が続行不可能でとても野球が出来る状態ではないと判断したとあるが、それならもっと前で判断でしょ!。
これだけ科学技術が発展し天気予報も正確になって来たのです、途中からドシャ降りになる事は容易に理解出来たはず。
7回で試合成立なんていう理屈ではなくて、子供の事を思ったらそもそも試合をするべきじゃなかったのではないか!?
それかコロナ禍での特別ルール適用で途中からの再試合もありなのでは? 高校生、3年間これだけを目標に汗と涙を流して来たのです。
この1試合だけでもと極悪状況下で無理矢理敢行する事にどんな意味があるのか?
奇しくも8月19日の近江対日大東北戦は5回裏二死から中断で結局ノーゲームにしたではないか。
バタバタ、アタフタとしてる感は否めず、どちらの試合も気の毒な判断だったと思うし、特に桐蔭対菅生戦は余計に可哀想でなりません。
お互いの為にも良いコンディションでやらせてあげる事を大人が配慮して欲しかったと思います。
勝者も敗者も気が晴れないですよ。
両監督さん、そして選手達の気持ちを考えると‥。
終了間際、桐蔭の監督さんがベンチ内で選手達を集めて喋っておられた。
私にはどんな話だったか想像がつきます。
兎に角心遣いも凄い素晴らしい日本一の監督さんですから。
菅生の監督さんも潔すぎてカッコ良いです。
日程事情で強行せざるを得なかったという話になるのだろうけれど、事情は分かるが、しかしそれは大会本部と主催者側次第でしょう!
大人が勝手に我が都合で決めてると思えるのは私だけでしょうか?
それにしても選手達のコメントを聞いているとジーンと来て涙が出ます。
よっぽど大人です。
彼等こそが将来重要な決定時のテーブルに身を置いてほしいと願います。
その他の事項についてはまた話す機会があれば記載したいと思います。
ひとつ私が思い描いている事。
阪神阪急ホールディングスさん、何としても甲子園球場をドーム球場にして下さい。
開閉型が無理なら西武ドームのように屋根を付けたらいい。
それが無理なら甲子園という聖地の歴史を一旦終決し(これは大いに反対意見もあると思いますが)、大阪ドームでの開催に移行する。
数年前から異常気象、雨だけじゃなく異常な高温から選手を守る事もこれからは議論される時代。
私が思うに、その甲子園から大阪ドームに変えた違和感は3年間くらいで徐々に無くなり、全て日程通りに行く夏の全国大会となり、利便性を感じ必ずや認めてもらえると思うのですが‥。
人の感覚や気持ちって時間と共に慣れてきてしまうんで。
勿論一番良いのは甲子園球場に屋根を付けてくれる事ですが。
お金あるんだからやりなはれ!
Hits: 483