170】秋季関西大会ベスト8

何とか粘って、接戦から逆転勝ちしました。
相手は優勝候補筆頭の神戸中央さん。
体もデカく強かったです。
誰が何番打者なのか、誰が打席に入っても皆クリーンナップ打者に見える、誰がマウンドに立っても皆エース格に思える、
巨大なチームです。
毎年トップクラスのチームを作り上げる山田監督さんは凄いと思う、並大抵の事ではない。
同じ監督をやっててつくづく思います。
そんな強豪に対して、粘りと私自身がブレない野球をする、それだけを心に誓い戦った。
それで負けるなら仕方ない、そう腹をくくって…。
でも不思議なことに我がベンチ内に弱気は見当たらない、選手もコーチも1点負けてるのに、何か良い雰囲気なのだ。
最終回1点ビハインドでツーアウト、それでもベンチがイキイキしてる。
2番友星が期待に応え、熱い思いをぶつけるかの如く土壇場で同点打、タイブレークでは打席に入る前に、いつもは暗い康成が
明るく「打ちます」と言って打席に入り有言実行。
最終回のピッチャー孟瑠は「目茶苦茶緊張してます」と言いながらも緊迫した場面で安定感と心意気を見せて最後を締めくくって
くれた。
友星も康成も最近私から一番厳しく叱られてる選手だったな。
孟瑠も最近コーチから思いっきり怒られてた。
その3人がやってくれるとは…。
そしてそう、結局弱気なのは監督の私だけ。
もしかして人は弱気な時ほど冷静に周りが見える。
準備が出来る。
浮き足立つ事もない。
私ももっと精進すればその上の無欲の境地を味わえるかもしれない。
いずれにせよ一戦一戦選手達が成長しているし、コーチ陣のサポートも実に充実してて、有難いです。
このベスト8により来春の全国選抜大会出場権も確定しました。
そしてこの土曜日はベスト4を懸けて高槻シニアさんと対戦です。
チーム一丸となって良い試合をしたいと思います。

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