262】3年生の明日を想像する

それぞれに頑張ってくれた3年生。
来春からは豊中シニアを離れ、寮生活の場合は親元からも離れる。
 (その際、ホームシックは当然あるでしょうし、チームの最上級生からチームの最下級生に立場が変わるギャップも生じるため、子供達の精神的疲労等も親として想定する必要があります。)
その壮行に際し、この子なら大丈夫と思える子と、おい大丈夫かいな? と思ってしまう子とに別れる。
毎年の事だが、技量的には身の丈に合った進学話をするようにしている、しかし完璧ではない、完璧ではないが、ほぼ見立ては間違わない。
問題は人としての部分。
私が気にして止まない命題である。
特別に素行に問題があるわけではないが、人の話に耳を傾けようとしない、どこか冷めてる、この子には伝わっていないというのがハッキリとこちら側に分かるんだよなぁ。
長年やってると高校での大体の事は予想出来るし、その予想はほとんど 的中する。
また素行に問題がある子に関してはその後の良し悪しが極端に大きく二分される事が多い。
御父母の皆さんにも、私の話を心底御理解いただけるのは、おそらく高校入学後しばらく経ってからになると思います。
それはそれでいい、仕方ない。
中学生指導とはそういうものだと近年思えるようになってきた。
ヤンチャな子の不安、無口な子の行動力、真面目な子の怠け、もどかしさから来る焦り、等々みんな魅力があって可愛いもんです。
現2年生にも1年生にも言える事だが、特に3年生、頑張って欲しいです。
この2年半で基礎体力は充分備わってますから。

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