123】悔しくないのか

中学生野球選手の根底にあるもの、これを考えてみたい。
プロ野球選手になりたい、社会人や大学で野球をやりたい、 有名な高校に入りたい、希望校に入りたい、
甲子園に出たい、 といった大望から始まり、活躍したい、ヒーローになりたい、 ヒット(ホームラン)を打ちたい、アウトを取りたい、 セーフになりたい、速い球を投げたい、速く走りたい等々。
全部良いと思う。
こういう気持ちが有るから先に進める。
根底にこの気持ちが有るからこそ色んな事に挑戦出来るし耐えてい ける。
ただね、ここをレベルアップさせて欲しいんです。
それぞれの言葉の前に 「何が何でも」 って付け加えたら趣が変わってくる。
「打ちたい」 は 「何が何でも打ちたい」 になり、そこに向上心が生まれ、 「打ちたい」 の願望から 「打つ」 と
いう自らの意思に変わり、やがて 「何が何でも打つ」 という強い意欲に変わっていく。
この高い意識を自分のものに出来たなら、打てなかった時、 守れなかった時、 負けた時にヘラヘラした態度なんか見せれるはずがない。
その後の練習で手抜きなんか出来るはずがない。 悔しくてたまらないはずと私は思うのだが…。
悔しいからこそ、 そこから何クソと目の色を変えて必死になると思うんだが…。
成功からも学ぶが、失敗からはもっと学ぶ。
学ぶ謙虚な気持ちがあれば創意工夫が生まれてくる。
気持ちの込もってない練習など、やっても意味はありません。
来春の全国大会の予選を戦っている真っ最中なのにね。
今のままの気持ちでいいのか?

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