119】夏入り

7月も中旬、先週末から急に猛暑が続き、我が家も今年初のクーラー電源を ON にしました。
高校野球地区予選も始まり、暑い熱い夏もスタート。
豊中シニアOB達も熱く闘ってくれると思います。
早いもので、豊中シニア3年生も卒団まで残すこと1ヶ月半、残念ながら日本選手権の切符は逃しましたが、西日本大会の出場権を獲得し、8月7日より、その最後の大会に挑みます。
有終の美で最後を飾りたいと思います。
一方で新チームの事も考えねばなりません。
その新チームですが、、、さっぱりいけません。
現段階では30点。 一言で言って弱い。 精神的にも弱い、弱過ぎる。
この1年間何をやってきたのか。
1年分の身長が努力無しに伸びただけやないか。
経験を積ます事も含め、上に上げた飛び級組も、まだまだ及第点には程遠い。
特に投手陣の整備、立て直しは急務。
どんな目標を持って何の為にやっているのかと問いたい。
どうなりたいのか、どうするつもりなのかと問いたい。
目指すものが有るからこそ日々の練習が鋭いものになるのに、目標の無い選手のダラダラした雰囲気を感じる。
夕食食べて、風呂入って、寝て、朝起きたら、勝手に自然に筋力も付いていて、精神的にも強くなっていて、野球も上手くなっていて…、そんな夢物語などどこにあるというのか!
心も体も技も、努力した者が、努力した分だけ身に付く。
そのうち何とかなると思っているのか?
やらなきゃ何ともなりません。
子供、親、指導者、この三位に目標、目的のギャップがあっては、行きたい所へは辿り着けない。
それから、先日グランドで話したが、ハキハキとしゃべれない、大きな声を出せない、動作が鈍い、忘れ物が多い、サインの見逃しが多い、気が利かない、故障が多い、よく休む、等々、それぞれの項目でほぼ同じ決まった選手がこの低レベルというか、お子ちゃまの状態のまま甘く取り組みます。
しかも厄介なのが、この種の選手は、3年間改善しない可能性が高いという事。
つまり同じ選手が致命的な欠点を治せないまま、いや治さないまま伸び悩むという事実です。
でもこれ、仕方の無いことだろうか?
私は本人のやる気次第だと思う。
欠点の克服に取り組むも良し、長所を伸ばし欠点の克服に繋げるも良し、いずれにしても本人がその気にならなきゃ出来るはずがない。
そこで重要なカギを握っているのが親なのです。
直接的な野球の指導は、我々指導者が主になってやります。
と同時に家庭での親のポジティブな取り組みが重要で必要不可欠です。
しつけから何から、豊中シニアにまかせっきりになっていませんか?
家庭とチームの両面から徳育指導、そしてチームで野球指導というのが大事なのです。
共に何とかせねばなりません。
何卒ご理解いただきたい。
何かの書物で読みました、希望に起き、努力に生き、感謝に眠る。
こんな一日のサイクルを親子共々実践出来たら素敵でしょうね。
もちろん、多少の緩みや弛みはあってしかりでしょうが。

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