347】小さな出会いを意味の有る出会いに

現在ルーキー12名。
私の監督就任からの12年間で毎年平均20名のルーキー数ですから今年は少し寂しい気がします。
多ければ良いというもんじゃないが、両翼92メートル、センター108メートル、内野黒土、外野天然芝のホームグラウンドを持っている我がチームの各学年ごとの適正人数としては、育成の充実、チーム内競争、戦力向上等々色んな事を鑑みて各学年20名前後と思っていますので、あと数名、熱く、気の良い、野球大好き小僧君が入って来てくれたらと期待しております。 
チーム戦績も高校への進学実績もホームページにて掲載しております。
豊中シニアの選手は高校野球での活躍度合や人間的成長度合も高い方だと思います。
また、チームの月々の会費等支払額も少ない方ですし、その他の臨時徴求もほとんどありません。
皆さんは、まさか中学生野球に年間トータルで40万も80万も支払ってるなんて無いですよね?。
私の感覚では有り得ない事です。
あとから分かる事も多く、とても残念な事ですが、グランド等の「練習環境」、チーム育成力から成る「戦績」、高校進学等の「実績」、年間の実質「費用」、親御さんの皆様の正味の当番やお手伝い等の「御負担」、(この御負担がゼロという話を耳にしますが、私は健全で責任有る育成に於いては、それはほぼほぼ不可能と思っており甚だ疑問であります。)私どもはお手伝いや当番は残念ながら有りますが、それでも必要最小限にとどめ、かなりの軽減に努力しております。
それから送迎等の「参加手段」、そして指導者の能力や人柄等の「人間性」。
これらいくつもの項目で豊中シニアが劣っているならば仕方無いと思いますが、私は、どれをとっても他チームと充分勝負出来るし、上回ってる項目もいくつも有ると自負してます。
どうぞ御自身の目でお確かめ下さり、御納得頂けましたならば、是非私達と共に高みを目指して頂ければと思います。
小さな出会いを大切に、行く末には大きく羽ばたけるよう夢を共に追いかけてみませんか? 

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346】再始動

コロナ事件以降、シニア関西連盟のもと、各8ブロックの足並が揃わない感じでしたが、13日の関西連盟会合と14日の日本協会の理事会にて日本選手権を縮小規模ながら開催する件と延期になっていた春季全国選抜大会を8月に開催する事が決定、関西連盟の居地理事長が子供達の為に多大に御尽力下さったと私は思っており、心より感謝しております。
高校野球も代表権を有しているチームは何とか甲子園で一試合だけでも出来る…。
私は良いことだと思います。
但し、コロナ第2波は来ると思う。
中国も、終息と浮かれて繁華街や観光地に大勢繰り出し始めているが、私は非常にリスキーだと思っています。
世界が挙って検査薬やワクチン、治療薬の開発に躍起になっているが、まだまだであり、確実性のある物が出来ない限り、我々庶民も目に見えない不確かな敵と戦う状況にある。
恐れてばかりはいられないが、やはり、甘く見ず災いを忘れず、日々出来る限りのケアを怠らない事だと思う。
そういう国民の義務を果たし、政治家の動向を見る。
フットワークが悪かったり、言い訳や屁理屈や嘘、そして揚げ足ばかり取る政治家や政党には我々が投票しなければ良いのではないだろうか?
私利私欲を度外視した実直清々かつ実行力が重要と私は思います。 

さぁ、我がチームも7月4日からまた新たなブロック予選が始まります。
8月に延期の全国大会の切符は獲得しているので楽しみも多いですが、いち早くモチベーションを高めて強い選手育成を再開したいと思います。
そして「良い」野球をやりたい。

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345】無念でならない

約1ヶ月半ぶりに選手のみんなと会いました。
皆元気そうで何よりでした。
どこのチームもそうでしょうが体が大きくなっていましたね。
そしてこの自粛中にご父兄の方々が練習球のリサイクルに御尽力下さいました。
心より感謝申し上げます。
もっと早く集まって練習したいのは山々だったけれど、究極論としてやはり万が一の怖さというのがあります。
リーダーというのはリスクテイクし、一切の責任を担い、物事を決めていくものなのだと思いますが、命に関わる今回の一大事、私個人で判断するにはあまりにも大きく難題過ぎた為、他チームの監督さんとも意見交換しながら関西連盟北大阪ブロックの自粛要請に添う形を取りました。 
プロ野球は2ヶ月半遅れで無観客にて開幕する模様ですね。
であるならば、色々なスポーツのインターハイや高校野球 (高校野球もインターハイと同種だと思いますが) の中止決定は少し早過ぎたのではないのかと私は感じます。
楽には決めてないが楽な方に決めた感が有る…。
世間では野球だけが特別扱いかとの捉えられ方もあるかもしれませんが、実はインターハイの種々スポーツは「高体連」、高校野球はその高体連に属しておらず、「高野連」。
高校野球は甲子園出場校の上位勝ち残りチーム中心に秋の神宮大会と国体は一応あるが、事実上夏で終わりで、他のスポーツと比較しても野球は高校生としての集大成と終焉の時期としては非常に早い。
組織やスケジュール面から見ても他のスポーツとは違う位置付けの発想が必要な部分も多く一種独特。
健康で青春で爽やかという意味では同じ学生スポーツだが自ずと立ち位置が違うのも事実なのである。
ましてや野球やサッカーは比較的広めのフィールドでの競技。
観客問題、移動の問題、宿舎の問題、予選期間の問題、グランドの問題等が大変な事は承知しているが、正直に言わせてもらうと、高野連は、もちろん考えた末での決定であった事は間違いないにしても、もう少し検討を重ね、違う答えは無かったのだろうか?
スポーツをやるのは子供達だがステージを作ってやるのは大人しか出来ないわけで、それが苦渋の決断であったにせよ、茨の道を選択しない何か一番楽な決定を下したように思えてならない。
今の日本、団体競技人口からしてサッカーと野球が中止決定となると、その影響は大きい。(世界で言えばバスケットか?)
こういうスポーツ方面からの解除の拡がりというのは無理だったのかなぁ…。
来年に延期の大資本投入オリンピックの日本開催に向けてコロナを国をあげて収束させる、という思惑も浮かんでくるのだが…。 
代替試合等を企画してあげ、国家規模での協力がないといけないと強く思います。

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