227】今を思う

時代が違うからなのだろうか?
負けて悔しい素振りはあまり無い。
爽やかというか、アッサリしてるというか、こだわらないというか、でもこれを切り換えが速い、と言うのだろうか?
私はちょっと違うような気がします。
負けて悔しい、出来なくて悔しい、だから次は何とかしたい、いや、何とかする、次は負けたくない。
この発想が私にとっての当たり前で、私は幼少の時からそうなのだけれど、今の子供達は特にスポーツに対してとてもドライだと思う。
その反面、今や稀少価値?のウェットな子には、自身向上の為、その為に今日から取り組む事は何?
今からやる事は何?
というふうに話せば理解出来る子が多く、我々指導者も上昇気流に導きやすいです。
自分で考えてやろうとすれば態度は変わってくる。
考えて分からない場合でも進んで聞きに来るようなら顔つきも変わっている。
それをダイレクトに中学生に求めるには多少無理があるかもしれないが、しかし伸びる子は、そういう一面を必ず覗かしてくれます。
毎年いろんなタイプの子供達をお預りする中で、個性を無視し画一的に同じタイプの選手に育て上げるのは当然駄目ではあるが、それでも「負けてたまるか!」の熱い気持ちだけは、心を同じくして全員に持って欲しいし、持たせたい。

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226】基礎と基本姿勢

関西大会1回戦、粉河シニアさんに挑みましたが、6対2の完敗。
全部粉河さんの方が上でした。
うちはブロック予選と一緒、出来ない事がそのまま出来ずに、いや、やらずに敗戦した。
弱者には弱者の戦い方があると思いますが、強者に対して、怠慢なプレーや積極性に欠けるプレーをしていては勝てる道理はあ りません。
今大切な事は、我々が選手達に気付かせる事、そして選手達が気付く事。
そうでないと大きな車輪は動かないわ。 
来春までの段階的なテーマは私の中では決まっています。
それを何とかひとつずつクリアし、継続し、戦えるチームにしていきます。

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225】成せば

関西大会の1回戦、対戦相手は粉河シニアさんに決まりました。
和歌山ブロック1位通過の強豪です。
投打のバランスが良く、特に攻撃力のあるチーム。
秋は新チームに移行で、どのチームも思わぬ波に乗れたり、逆にマサカの凡プレーが出たりする。
未完成、未熟故のプレーがよく出ます。
そんな中にあって、まとまりがあり、少し先行しているチームや既に力を有しているチームがいくつか有るように思いますが、粉河さんはその内のひとつ。
そんな好チームに対して初戦から苦しい戦いとなりますが、いずれにしても我がチームはチャレンジャーとして一番下からのスタート。
昨年、一昨年とはタイプの異なるチームですが、少しずつ自覚が感じれる選手が出現しています。
故障者の回復も何とか間に合い、少しは戦える状態になってきました。
来春に向けて、ちょっとでも多くの経験を積ませたい秋季です。

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