年末納会には若手OB達が沢山集まってくれました。 後輩達にも刺激になったはず。 指導者としても、とても心地よい一時でした。 いずれ、若手OBに限らず40年の歴史に足跡を残して下さった様々なOBの皆さんに足を運んで頂けるよう企画したいと思います。 もちろん通常時にも気軽にお立ち寄りください。 お待ちしております。
さて、去年は「この一球」を思い知らされた年ではなかっただろうか。 一球の大切さを知り一球に集中する。 野手でも、打者でも、走者でも、バッテリーでも、ベンチに居るサブの選手でもです。 以外とこの一球の怖さや重さを感じない選手が多いのに驚きます。 その集中とは、プレッシャーでガチガチに固くなることとは次元が違う。 虎が獲物を狙う「虎視眈々」という事に近いです。 近年の子は、この集中力と我慢、そして継続力が足らない。 大人は言う。ちゃんと集中してやれ、努力を継続しなさいと言って聞かせてるんですが…と。 でもここで大事なのは気付かせる事。 心底理解納得させる事。 そのために言って聞かせてることも、敢えて黙っておくことも、褒めることも、叱責すること等も交え、教える側が工夫してやらなければならないのです。
先日うちの高2の娘が友達を家に連れて来た。 その友達は私に挨拶をしたらしいのだが私には伝わらなかった。 夜、娘に、相手に伝わらないのは挨拶じゃない、と諭しました。 選手達が出来るようにならなければ、指導したことにはならない。 決して指導者サイドの自己満足では駄目です。 少なくとも気付かせるところまで何とか持っていけたら、あとは軌道に乗って早いんだが…。
さぁ、新しい年が始まりました。一年生にも較差が出始めてます。 二年生にはもっと差が出てきてます。 人並み以上の鍛練努力を1年2年3年と積み上げていく者だけが辿り着く境地がある。 指導者の目ばかり気にして、要領よくやってる子には行くことの出来ない聖地なんだと思う。 努力を努力とも思わず当たり前に継続する子、練習で常に自分を追い込んでいく心熱きアスリート、そんな軍団を築くのが私の理想。 キャプテンに自覚と責任感が根付いて来はじめている。 チームのレベルが上がるかもしれません。 あとは、甘い、鈍感な、大人しい、数人の選手がそれに気付いてくれたら……勝てる。 20147 |