305】一所専念

死は生有るものの宿命、ならばそれまでをどう生きるか。
勝ち負けは勝負の世界に身を置く者の宿命、ならばそれまでを如何に準備した上で戦うかという事になる。
80有余年も賭けて全うする人生とは比較にならないほどちっぽけなスポーツ勝負の世界ではあるけれど、野球が大好きな子供達と大の大人が本気になって取り組む中学生硬式野球は実に熱く愉快で素晴らしい。
魅力的だと思います。
小さな白球が取り成す縁は様々な人と人との心を紡いでいきます。
高校野球界の素晴らしい指導者の方々と知り合う事も出来ましたし、中学生野球の指導者仲間も増えました。
有り難い事です。
それぞれに独特の野球観が有って話せば話すほど味わい深く、また私も勉強になる…。
私も指導者の深みにはまっているのかもしれません。 (笑)
山本さんや山田さん、土居さんや後藤さんや岩橋さん等は言うまでもないが、西村さんにしても西尾さんにしても森元さんにしても魅力ありますわ。
ボーイズの天野さんや服部さんも軟式の橋口さんも良い感じです。
まだまだ言い切れないほど沢山居る。
若手なら藤田さんと上野さんやね、とにかく一生懸命。
やはりどのチームの指導者にも良い意味でのクセと特長はあるし、私、この立場に成れて良かったと感謝してます。
最近、神戸西の新井さんと何度か会話を交わしました。
経験豊富で熱く奥が深くて、それでいて純真で…。
しっかりしたチーム作りをされるのが良くわかります。
本日、4チームが神宮切符を手にしました。
来週にはあと2チームも決まります。
ここに残れなかった悔しさを忘れず新チームの構築に着手して参りたいと思います。
新チームもまた激戦、おそらくその下の学年もそうでしょう。
私にも有能なスタッフがついてくれてます。
やってみます。

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304】残念でしたが

勝てばベスト8という大事な一戦でしたが完敗でした。
 現試合でやれる事は全部やった感は有ります。
 引き締まった良い試合は出来たと思うが、この試合、完全に力負けだったと思います。
 4対1の結果だったが勝負の綾で1、2点防げていたか?
あと1本打てれば1、2点取れていたか?   は思わなくもないが、そうはならない実力の差はあったのだと思う。
 勿論、あの配球が、あの動きが、あの打撃が……と思い返せばキリがないが、それが野球。
 出せるものは出したという意味では悔いはありません。
うちの松岡も粘って良く投げてくれたが、草津シニアの服部君も気力溢れるピッチングでした。
そして捕手の伊藤主将がリードオフマンの役目を充分に果たしていました。
それにしても草津シニアさんの主将は毎年選手としても人としても素晴らしい。
きっと西村さんと徳さんの育成手腕なんだと思う。

さて今後ですが次に向けて中長期で植え付け、根付かせなければならない事がいくつかあります。
 技術的なものも含めるといくつもあります。
これは強いチーム作りに絶対条件だと確信した事もあります。時間はかかると思うが私はこだわってみたい。

我がチーム、広崎主将が成長し牧野が一人立ちし、楠木、北島は放っておいても大丈夫に成長した。
 松本が一皮剥け、井田と名田と本田はあとちょっとの所まで来た、伊藤と南郷にはここだけは直せと厳命してます。
 山本は高校ではエースになる、中村は人柄良し問題なし、小さなミスに気が付けば良い捕手になる。
 12人全員が根が素直な子達でね、良い学年でした。
この2ヶ月間の新たな成長も楽しみです。
 御父母の皆様、勝たせてやることが出来ず大変申し訳なく思ってます。
 日本選手権予選を終え、予てより思案中でした指導者配置、組織図に若干の着手をしたいと思っています。

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303】三回戦へ

何とか機敏に動いて自分達の野球が少し出来たかもしれません。
大会は始まったばかりと思いきや、来週にはベスト8が決まります。
我がチームもこれからが辛抱処ですが、競り勝ちたいと思います。
たぶん色んな事が起こると思うが、これまで取り組んで来た事や方向性に大きな間違いは無いと思ってます。
結果はともかくも信じてチャレンジするだけ。
勝っても負けても私自身が納得したい。
勿論負けるつもりはないし、負けないだけの練習は積んで来た。
この大会、左側ゾーン序盤戦の注目カードは五条対神戸中央、京都対神戸西、と思ってました。
その後に、草津対東住吉、神戸西対北摂、それから大阪福島対五条。
夏は特に総合力だと思う。
そして3年生のスキルアップ、故障者の有無、仕上がり状態と闘志だと思う。
上記チームはいずれ劣らぬ総合力を持ち合わせたチーム、屈指の好ゲームになると予想してました。
本大会は想像以上の波乱で、シード8チームの内5チームの姿が消えた。
しかも5チーム共初戦敗退という珍事です。
これがいくつか有る中学生野球の怖さとトーナメントのそして日本選手権の怖さ。
ここからは少し落ち着いたゲーム展開も増えるでしょうが、今年はこういう巡り合わせの年なのでしょうか。
我が家は北島のケガからの復帰が間に合ったし、3年生一人一人のアンテナが高くなってきたし、決して強くはないが去年9月の新チーム発動以降、一番良い状態です。
粘りの野球が出来そうな気がします。

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